病児保育と小規模認可保育園の株式会社マザープラネット代表 藪本敦弘(Yabumoto Atsuhiro) Official Web Site

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病児保育と小規模認可保育園の株式会社マザープラネット代表 藪本敦弘(Yabumoto Atsuhiro) Official Web Site

こんにちは、マザープラネット代表の藪本です。

今日はここ最近痛感している、3つの壁について書きたいと思います。

流山市で病児保育サービスを始めてから、早4ヶ月経過しようとしています。説明会や実際にご利用いただく方からのご意見などを分析してみると、病児保育には行政の壁というのは言うまでもないのですが、利用者側にも壁があるなぁと痛感しています。

一つ目の壁は「認知の壁」
二つ目の壁は「会員登録の壁」
三つ目の壁は「利用の壁」

ですね。
※障壁というより心理的な壁というニュアンスから「壁」という単語をあえて使っています。

 

■認知の壁
そもそも、病児保育という単語を知っている人がどのくらいいるのでしょうか? サービスの提供前は、「当たり前のようにお母さんは知っている」つまり、知っていて欲しがっているにも関わらず、提供事業者がいない。という仮説を立てていました。

よい意味でも悪い意味でもこの仮説が覆っているような気がしてなりません。

一事業としてみたときに、認知がなされていない(そもそも、そうしたサービスが世の中に今までないから、知らない)という状況は、まさに先行者として青い海を泳ぎことができるということに他なりません。逆説的ではありますが、そのサービスには需要そのものがないという可能性もあります。ただ、今我々は「そうしたサービスが世の中にはあって、少しずつ全国的に広がってきている」ということを知ってもらうことが、まず当社を選んでもらう以上に重要なのかなと考えています。

もうひとつ言うならば、「病気の子どもを預けて仕事にいくことができる環境がある」ということを知らない方も多いのではないでしょうか?

実際に事業サービスとして提供側に回っていると、ついつい忘れてしまうのが「その単語、ほんとに認知されてる?」ということをついつい忘れてしまっていました。

 

■会員登録の壁
病児保育「オハナ☆キッズケア」のご利用には、説明会に必ず出席していただく必要があります。
今日、Web上でワンストップで会員登録を完了させてもよいのですが、我々の理念として一度必ずお互いの顔を見て話したいと思っています。

それは、我々のサービスが「お子様のお命を預かる」という重大な役割を担うからに他なりません。

将来的にはどうなるか分かりませんが、当分の間は私自身の顔を見ていただきたいし、私もご利用されるお母様達の顔を直接見たいと思っています。

ただ、こうしたサービスの安全性に配慮した「説明会」というステップがあるため、二の足を踏んでしまう方がいるのも事実。より、簡単に申込はできつつも、我々の理念(お互いきちんと話をしあう状況を持つ)ことをどう実現していくか。ここに今悩みがあります。

 

■利用の壁
実際の病児保育「オハナ☆キッズケア」に会員登録をされても、やっぱりその時になったときにお子様を預けて仕事に行きにくい。そうした心の葛藤がお母様方からも漏れ伝わってきます。

子どもが病気の時くらいはそばにいてやりたい。
実際に知らない場所へ預けるのは忍びない。

分かります。私も2人の娘を持つ父親ですから。。。その昔、大阪府枚方市に住んでいたときに、市内に病児保育施設がありましたが、最初の数回は心理的な抵抗がものすごく強かったことを覚えています。なんというか、不安感と背徳感(?)とでもいうのでしょうか…

こうした心理的な面から来る利用の壁というものは、そう簡単にはなくならないと思っています。しかし、だからこそ他のご利用者からの声や我々の顔が見えるサービスにしていき、少しでも安心していただき、「預けてみようかな」と思ってもらえることが大切だと思っています。

 

保育と看護の両方の側面を有する病児保育。
だからこそ、命を預かるのだと、いう意識を我々自身もより強く持ち、持ち続けなければならないと感じます。

 

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