4Dec
■起業のデメリット
色々書きましたが、私としてやってて一番きついなぁと思うのは、「相談できる相手が基本的に少なくなる」というところではないかと思います。
少なくとも経営者が自信の不満・悩みを部下である社員に打ち明けるわけにもいきませんし、また外に対して吐き出す訳にもいきません。
一人で悶々と悩み続けなければならないし、しかもその悩んだ先に「答え」がある確証もない。さらに言うならば、自分なりの「答え」を出した後、その責任はすべて自分のもの。という状況です。(ここは、逆に「だからこそ経営者は楽しい」という考えもあります)
人間一人で考え続けるのは精神的にキツイものです。
ましてや、創業当時は「売上は上がらない」「コストはドンドンかかっている」「毎月赤字が(基本的に)続く」中、「これでよかったかな…?」とか「あっちの方がよかったんじゃないか?」という弱気になってしまう時期が必ず訪れます。
そうした時、会社員であれば上司なり先輩なり同僚なりに相談することで、自分の決断に自信を持つことができるものです。
ここが決定的に起業するときのデメリットといっていいか分かりませんが、キツイなぁと思ったことです。
また、クレジットカードが作れなくなったり、銀行口座を開かせてくれなかったり、「そもそもお前は誰?」という状況にもなりますし、そもそも生活費が激減するのが当たり前なので、ダブルインカム(配偶者にも働いてもらう)のは当たり前だと思った方がよいです。