病児保育と小規模認可保育園の株式会社マザープラネット代表 藪本敦弘(Yabumoto Atsuhiro) Official Web Site

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失敗への心構え

自分自身の仕事の仕方を思い出して、基本的にものすごく「悲観的」にものごとを見ることが多いです。これは、会社を経営する前からそうで、やる前に極力失敗の種を潰しておきたいと動く性格なんでしょう。おかげで、と言ってよいのかどうか分かりませんが、今のところ会社はヨタヨタながらも、順調に前へ足を進め続けることができているかなと思っております。

ベンチャー経営者には色々なタイプの人がいます。その中でもやはり多いのが「失敗をものともせず前へ突き進むタイプ」ですが、そういう失敗を恐れずに前へ前へと突き進むことができる方は、本当に羨ましいと思います。業種業態にも大きく影響があるかと思いますが、高速でPDCAを回して事業成長や組織成長を図っていかなければならない事業の場合は当然の経営方針ではないかと思います。我々のような低資本の中で病児保育などという、社会貢献度の極めて高い一方で、収益性・成長性はそこまで高くない事業を手がけていると、「成長させる」ことよりも「レンガを積み上げる」ことが、会社にとっても社会にとってもいいと私は考えています。

そんな中、一つ気をつけていることがあります。人間は一度でも成功してしまうと、その再現を意識的・無意識的に求めてしまう生き物です。その成功はもしかしたら「偶然」の産物なのかもしれないにも関わらず、うまくいったときは自分の脳力・努力の結果だと思い、失敗したときは「悪い偶然が重なった」と捉えてしまいがちなものです。

10回中9回生功するようなものであっても、何度も繰り返していくと失敗する確率は跳ね上がっていきます。例えば2回連続で成功する確率は90%☓90%で81%、3回連続だとそれが72.9%、5回まで行くと59.1%と6割を切ってしまうようになります。そうならないためには、10回中9回成功したことに注目するのではなく、1回の失敗に目を向け「どうしてそうなったのか?」「どうすれば失敗することがなかったか?」という仮説検証をして、次回は15回やって1回失敗するという感じに失敗する確率を下げる努力をすべきなのでしょう。

さらに言うならば、もし失敗したときに、どのようにリカバリーするか?「また失敗したときの対処法」を考えていくことが、経営者にとっては常に必要なのではないかと思います。

色々なブレストをしていると、結構私の口からは「〜はできるとして、万一できなかったとき、どうしたらいいだろう?」「できると言っている〜がなかった場合、プランBはどうしたらいいんだろう?」というセリフが出ますが、私自身は「うまく行かなくて当たり前」という感覚を常に持っているからと思っていただけると嬉しいです。

 

 

 

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