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会社の上司に対して自分の意見をぶつけてよいか?

社内のコミュニケーションにおいて頭を悩ませるものの一つに、「上司に対してどこまで自分の考えや結論を伝えていいのか?」ということがあります。若手の職員との話を聞いていると、「上の人に意見を言うなんて。。。」「どうせ自分の意見を言ってもきいてもらえないですし。。。」といったように、少し諦めにようなものがあるように感じます。

これは、「上司の言うことは部下の職員は素直に聞くものである」という間違った認識(言うならば幻想や認識の罠)によるものです。

そもそもの話ですが、上司は能力的に優っているものでしょうか? 上司というのは経験を踏まえて、「マネジメント」という「仕事」いうなれば「会社における機能」を任されているだけであり、そこに人間的な上下や能力的な上下はありません。社長も極論すると「会社を代表して最終的に責任を負う」という役割を果たすだけなのです。(もちろん、最終的に責任を負うという以上、色々な経験や知識を身につけないといけませんが。。。) 私の話をすれば、保育現場や子育て支援現場における能力は、現場の先生に優っているはずはありません。逆に、私しかできない仕事(事業を構想すること、会社の舵取りをすること、お金を調達してくることetc)は会社の中で一番できる自信があります。

上司の方が高い給料をもらっているから「能力が高いはず」という考えもあるかもしれませんが、それは単に「より大きな責任を背負っているから」にすぎません。決して人間的に優れているから、能力がすべてにおいて優っているからという話ではありません。それは社長についても同じことです。単なる責任が一番大きいから一番給与をもらう。という理屈だけなんです。(当社の場合、残念ながらまだまだ成長期ということもあり、社長の給料は下手したら現場の職員よりも低いかもしれませんけど。。。汗)

要するに、「上司は部下より能力が優れていなければならない」という呪縛を上司も部下も持っているのではないでしょうか? それゆえに、上司に対して「自分の意見を言うなんてとんでもない」という発想になるのではないでしょうか? これは、部下からの視点だけでなく上司側の視点にも同様です。「私に意見をするなんてなんて人なんだろう」という意識を持っていないでしょうか?

 

若い人には若い人の、経験を積んだ人には経験を積んだ人なりの視点があり、考え方があり、主張があります。そのすべてが正解であると私は考えます。

ただ、気をつけなければならないことは、「遠慮せず自分の意見をぶつける」ということと「相手(受け手)の気持ちを無視して意見をぶつける」ということは違うということ。上司にしろ部下にしろ(社長にしろ)、何かしらの考え・想い・信念があり動いています。その大事にしたいと思っているものに対して、またはそれまでの過程を無視して「なんでXXXXじゃないんですか?」といったことをぶつけるのは良くないです。どうして上司がそう考えたか?聞き出す努力をしてみてはどうでしょうか? 案外聞いてみると「あ、そういうことなら、そう考えるのも仕方ないかな」と思えるかもしれません。そうした上で、新たに提案をすればよいのではないでしょうか?

 

会社は職員同士の意見交換(場合によってはぶつかりも)を望んでいます。自分の意見を言い合える環境が望ましいと考えています。自分のスタンスを明確にし、しっかりと上司には伝えてもらえるとよいと思います。相手に対する礼を失してはいけませんが、遠慮して意見を言わないことは、結局相手のためにもなりません。

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