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ベンチャーにとってまず目指すべきは「売上」か「利益」か?

※最初に大事なことなので書いておきますが、これは私見ですのでMBA的にどうだとか、いやいや実際違うでしょ、というのはあるかと思います。そのへんは飲み込んで読んでいただけるようにお願いいたします。

 

最近、ありがたいことにベンチャー起業の相談を受けることが増えてきました。こんな私でよければ、と色々と経験をお話させていただくのですが、その中で「売上」と「利益」の話が出ることが多いです。その時お話しているのですが、「売上」は会社が社会から受けている「評価の総和」であり、「利益」はその会社が生み出した「付加価値の総和」だと私は思う、とお話しています。

で、ベンチャー起業でどっちを優先すべきか?というところなんですが、私は「売上」だと思ってます。というのも、ベンチャーにとって大事なことは「なるべく早い段階で、存在を世の中に認めてもらうこと」だと思ってます。ベンチャーは利益をあげていくことも、もちろん大事なのですが、「売上」を伸ばしていく(社会的な影響力を大きくしていく)”結果”として、「利益」が出ることが大事なのだと最近思います。

 

例えばの話ですが、同じ10万円の利益を上げても、売上1000万(利益率1%)のベンチャー企業と売上100万円のベンチャー企業(利益率10%)だと、外から見てどう見えますか?と聞いてます。利益率に直すと前者はダメダメちゃんですが、どうでしょうか?
私は、最終的には前者をまずは目指した方が売上の拡大とともに、出来ること(売上の上げ方だけでなく、コストの吸収方法の多様化)も増えてきて、二次関数的に売上・利益が上がっていると思ってます。(私自身はまだそこまで到達できてませんが、今の流れはそちらを目指しています)

 

あと、ぶっちゃけ創業間もないベンチャーのように、会社規模が小さいうち(それこそ一人でやってたりすると)は、固定費を使わないようにしたり(事務所を構えない、人を雇わないetc)や自分の役員報酬設定を最小限にしておけば、利益は比較的簡単に出せたりしますので(もちろん業種によりますが、その最たるものがコンサルタントや講師や士業のようなその人が動いてなんぼのビジネスだと思います。)、利益が上がっていること自体は重要度としては低いと思うからです。※※

 

以前、尊敬する保育会社を経営する大先輩から「人を雇う楽しさを覚えなさい」と言われた意味が最近ほんの少し分かるようになってきました。人に動いてもらうことで「会社の社会的な影響力を高める」その結果として「利益」が増えてくる。「あ〜こういうことを言いたかったんですね」と思えるようになりました。(その方の本意はまだすべて分かってないかもしれませんが、合う度に金言をいただけるので、いつも頬を叩かれる刺激を受けてます)

 

なので、ベンチャー起業の相談を受けたときは、小さくリスクを取ることから逃げて、目先の黒字化を優先するよりは、まずは赤字でも「売上」を伸ばすことを目指したらどう?と答えるようにしてます。(もちろん生活しないといけませんので、そこはシッカリとしつつですが)

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