20Jan

昨日はちば起業家大交流会でプレゼンとパネルディスカッションをさせていただきました。 自分のこれまでを言語化するという意味でとてもよい機会をいただけ、非常によかったです。
機会をいただきありがとうございます。
その中のパネルディスカッションでモデレーターから「起業して気をつけてきたことは?」という質問がありました。
それに対して私は「自分のやっている事業はモノを作らない人が介在する事業。そのため、まずはひたすらに自分自身がGiveGiveGiveに徹して、地域社会において”自分”という存在を認めてもらうこと」と答えました。
様々な意見があるのは分かるけど、私はこれは何度聞かれても同じことを答えると思います。
起業したからには自分のアイデアで目立ちたい! 成功したい!という承認欲求先行で「キラキラした自分」を演出するのもいいけど、まずは新たに地域社会で事業を立ち上げようとしている自分を認めてもらえてこそ。
特に地域社会の課題解決を担うソーシャルセクターにおいて、自分・自分!というスタンスは、そのビジネスや事業の良し悪しにかかわらず敬遠されるリスクしかないです。 起業して早く成長させたい!認めてもらいたい!という気持ちは分かるんですけどね。
セルフブランディングとやらが創業系のセミナーなんかで取り上げられていたりしますが、そんなもの要らんですよ。
創業して間もない会社の社長なんて、地域社会の皆さんから見たら、背伸びするほど「痛いヤツ」になるだけなんですよ。
セミナー講師にそそのかされたのか、セルフブランディングとやらに執着していなくなった人がなんと多いことか。
そんなことに時間を使うくらいなら、自分の時間と労力をまずは地域社会にGiveすること。そして本業を磨きつづけること。
そこから始めて信頼が生まれ、結果として地域社会における自分というブランドが認めてもらえるようになります。