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セルフブランディングの本質

先の投稿で「セルフブランディング」について言及したので、少しそこを補足しておこうと思います。

創業セミナー(特に女性向けが多い印象)で「セルフブランディング」という言葉がよく使われています。そうしたところに参加する人にとって、創業の早い段階から「自分のブランドを作りたい」と意識する人も多いのでしょう。

しかし、そうしたセミナーなどでよく言われているのは「SNSを活用して自分を見せていきましょう!」とか「自分らしさを発信して見せましょう!」ということが言われたりしており、それを真に受けた人がブログやSNSで一生懸命投稿・相互フォローを増やしたりする姿を見て、痛々しく感じたりすることも多いです。

セルフブランディングは、単に自分の情報を発信したり人脈(という名のただの繋がり)を広げることでもないです。ましてやロゴや肩書きを作ることではありません。本質的なブランドとは、長年の積み重ねと信頼の上に成り立つものなのです。

ブランドとは、単に「認知度」を高めることではなく、むしろ「信頼」を積み重ねることに他なりません。たとえば、私たちが日常でよく手に取る商品は、「これなら間違いない」と思えるから選ぶのです。

これは、経営においても人間関係においても同じで、周囲の人から「あの人なら大丈夫」「あの人に任せれば安心」と思われることが、結果的にセルフブランディングに繋がります。

したがって、会社としても経営者個人としても実績も何もない創業当初から無理にブランド作りを意識するよりも、まずは目の前の人との関係を大切にすることが重要です。日々の仕事やコミュニケーションを丁寧に積み重ねることで、自然と信頼が築かれ、ブランドとしての価値が形成されていきます。浅い経験と薄い実績をドヤ顔で書き連ねる自叙伝を自費出版するなど論外です。

また、「ブランド」とは単なる肩書きやイメージだけでなく、継続的な実績や経験の積み重ねによって生まれるものです。特に、ビジネスの世界では「3年目」くらいになって初めて、ブランディングを意識することが適切だと言えるでしょう。製品においても同様で、最初は多くの人に試してもらい、「これは良い」と思ってもらうことが大前提です。そうした経験の蓄積なしに、ブランドを確立することは難しいのです。

つまり、セルフブランディングとは「自分をどう見せるか」ではなく、「どう信頼されるか」という視点で考えることが大切です。ブランドは一朝一夕に作れるものではなく、日々の努力や誠実な姿勢があって初めて形成されるものです。

セルフブランディングを考える人にとって、まず大事なのは、目の前の人との関係を大切にし、仕事や活動を地道に続けることです。そうすることで、結果的に「この人なら信頼できる」という評価が定着し、ブランドとしての価値が生まれるのです。

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