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結果を出す人、出さない人。その違いは何か

結果を出す人と、出さない人。その違いは何か。
この問いは、仕事や組織、そして人材育成に関わる立場にいると、何度も突き当たるテーマです。結果を出している人を見ると、「能力が高い」「センスがある」「努力家だ」と説明したくなります。一方で、結果が出ない人に対しては、「向いていない」「経験が足りない」「頑張りが足りない」といった言葉が使われがちです。

しかし、保育の現場や組織経営の中で人を見続けていると、そうした説明ではどうしても説明しきれない現実に直面します。能力は決して低くない。努力もしているように見える。それでも結果につながらない人がいる。一方で、特別に目立つわけではなく、不器用に見えることすらあるのに、着実に成果を積み上げていく人もいる。

この差はどこから生まれるのか。
私が行き着いた結論は、極めてシンプルで、同時に厳しいものです。
結果を出す人と出さない人の違いは、能力でも努力量でもなく、「何を基準に判断しているか」にあります。

結果が出ない原因を「能力」に押し付ける社会の誤解

結果が出ないとき、私たちはつい「能力」の話に逃げてしまいます。自分には向いていないのではないか、あの人は特別なのではないか。能力という言葉は便利です。なぜなら、それ以上考えなくて済むからです。能力がないなら仕方がない、という結論にたどり着けば、判断や責任の話をしなくて済みます。

保育業界でも、この傾向は少なくありません。「あの先生は保育が向いていない」「あの人は現場に合わない」。こうした言葉が出た瞬間、問題は個人の資質にすり替えられ、構造や判断の前提は問われなくなります。しかし本当にそうでしょうか。結果が出ない原因は、能力以前に、判断の前提が曖昧なまま放置されていることにある場合が多いのです。

結果が出るかどうかは、突き詰めれば「どんな判断を積み重ねてきたか」の帰結です。にもかかわらず、能力論に逃げることで、その積み重ねを検証する機会が失われてしまいます。これは個人にとっても、組織にとっても、非常にもったいない状態です。

結果を出す人が必ず引き受けている「判断の重さ」

結果を出す人に共通しているのは、感情がないことではありません。むしろ、感情があるからこそ、それを判断基準にしない姿勢を身につけています。つらい、面倒くさい、納得できない、怖い。そうした感情が湧くこと自体は自然です。しかし、結果を出す人は、その感情の先で立ち止まります。

「この判断の結果、誰にどんな影響が出るのか」
「自分はその影響を引き受ける覚悟があるのか」

この問いを避けません。
結果を出す人は、判断の重さを引き受けています。

一方で、結果を出さない人は、無意識のうちに感情を判断基準にしてしまいます。「今はしんどいから」「気分が乗らないから」「あの人に嫌われたくないから」。これらは正直な感情ではありますが、判断としては未成熟です。なぜなら、結果に対する責任が判断の軸に含まれていないからです。

大人とは、責任で判断する存在です。
結果を出す人は、この前提を日常の判断に落とし込んでいます。

保育現場における「結果が出ない構造」と未熟さの正体

保育現場では、「気持ちに寄り添う」「優しくある」という価値が重視されます。これは保育の本質でもありますが、この価値が判断基準にまで入り込んでしまうと、結果が出にくい構造が生まれます。言いにくいことを言わない、線引きを曖昧にする、判断を先送りにする。その一つひとつは優しさのように見えて、実は責任から目をそらしている状態です。

また、保育士の多くは、社会人としての基本的な判断訓練を積みにくい環境にあります。意欲、スタンス、スキル、知識、センス。こうした要素を体系的に磨く機会が少ないまま、現場に立つケースも少なくありません。その結果、「頑張っているつもり」「一生懸命やっている」という主観が、結果の検証よりも優先されてしまいます。

ここで言う未熟さとは、人格の問題ではありません。
未熟さとは、判断の前提が社会人として更新されていない状態です。

結果を出す人は、自分の未熟さを前提として扱います。分かったつもりにならず、判断を振り返り、修正を重ねます。一方、結果を出さない人は、未熟さを免罪符にしたり、逆に隠そうとしたりします。この差が、結果の差として現れていきます。

結果を出すとは何か──責任を引き受け続けるということ

結果を出すとは、成功し続けることではありません。
結果を出す人も、失敗します。判断を誤ることもあります。違った選択をすることもあります。それでも結果を出し続けるのは、結果から逃げないからです。

うまくいかなかったとき、環境や他人のせいにするのは簡単です。しかし、結果を出す人は、「自分の判断のどこにズレがあったのか」「次にどう修正するのか」という問いに立ち戻ります。結果とは、評価のための数字ではなく、自分の判断が現実にどう作用したかを映す鏡です。

結果を出す人と出さない人の違いは、覚悟の差です。
感情ではなく責任で判断する覚悟。
すぐに報われない時間を引き受ける覚悟。
結果が出なかったときに、逃げずに向き合う覚悟。

この覚悟は、特別な才能ではありません。
大人として、社会人として、プロとして、その立場を引き受けるかどうかの選択です。

保育の現場でも、経営の現場でも、結果は必ず出ます。
問題は、その結果をどう引き受け、次の判断につなげるかです。

結果を出す人とは、成功している人ではありません。
結果に対して、逃げずに向き合い続ける人だと、私は考えています。

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