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「やりたいです」という言葉の軽さ

なんやかんやで、自分で会社を「やりたい」と思って起業してから丸7年が経過しました。ヨタヨタしながらなんとか前に歩みを進めているところで、私一人ではここまでは来れていなかったとつくづく思います。

会社を初めて8年目。過去に色々な人と仕事をしてきましたが、最近特に感じているのが「やりたいです」という言葉の軽さです。

 

どうでしょうか?

「やりたいです」「やってみたいです」

前向きな言葉で私もよく口に出します。

 

ただ、人によっては言葉の軽さをどうしても感じざるを得ないことが多いと感じています。私の中では「やりたい」と口に出していうということはそれなりの責任が発生します。特に自分の持っているリソース(ヒト・モノ・カネ)を使わず、人様のリソースに依存する場合は特に。「とりあえず軽い気持ちでやってみて、しんどくなったらやめちゃえばいいや。」といった気持ちで口に出していいものではないと私は思います。

そして、人のモノ(会社の場合は、他の人が生み出したお金など)を自分の「やりたいこと」に使わせてもらっている。という意識を忘れていないか?ということ。ここは本当に大事だと思います。

 

「成功するかどうか分からないじゃないか」「そこまで求められるのは要求が高すぎる」「そんなリスクは取れるわけない」という反論があるかもしれません。

 

しかし、誤解して欲しくないのは、決して「成功しないとダメだ」とか「失敗するくらいならやめてしまえ」ということではないということ。仮に結果として失敗をしても、そこまでの過程に対する姿勢が「本当の意味で」真剣か?ということだと思います。「とりあえず(気軽に)やってみました。」ではダメなんです。やるからには、自分の持っているあらゆるもの(時間・お金・人脈・あらゆるリスース)をその「やりたいこと」に注ぎ込む覚悟が必要だということです。

 

ですので、他人を巻き込んだ「やりたい」という言葉は「(何が何でも成功させるために、身を削ってでも)やりたい」というレベルまで自分の中で気持ちが昇華してから口に出した方がよいと思います。 また、私も色々と相談を受けるたびに、ここで書いていることと同じ話をするようになりました。

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