16Mar
連日、TVやら新聞やらで流れている情報ですが、危機感を煽るだけでなくもう少し洞察して(陰謀論ではなく)やってくれるといいなぁと正直冷めた目で見ています。今のところ、新型コロナについての政府の方針は市中に出回っている情報から、下記のように推測しています。違うかもしれませんが、なんとなくそう見ると情報の出し方などを見ていると思うんですよね。
1.無駄な検査の自粛→軽症者のとりあえず受診による医療資源の浪費を避ける
要するに、基本は自宅で療養して治してくれ。ということですよね。そもそもPCR検査の確度の問題に加えて、特効薬がないので仮に陽性だと判定されてもやることは対症療法しかない。しかし、とりあえず受診・検査で陽性と出てしまったら、本来は自宅療養で対応できるにも関わらず、その人に医療資源(病床や医療人材、薬品、機材等)を割かざるを得ない。
2.医療資源は重症者に振り向ける
1の中で、症状が進んだ重症者については検査の上、その診断名に合わせた治療を施して生存率を上げる。特に重症化しやすい高齢者に医療資源を割けるようにする。
3.一定確率の致死率には目を瞑る
その一方で確率論としての重症者から生じる一定数の死亡は許容する。これは、新型コロナに関わらず、それがどういった病気でも仕方ないと割り切るしかない。また、2の段階で別の病気や感染症であることが分かって、それが原因で亡くなったとしても公衆の利益を今回は優先する。政府はここまでダイレクトには言わないだろうけど。
4.緩やかな感染拡大を進行させ、集団免疫効果を獲得する。
強制力がないので、どうせ100%は守られない行動自粛などを通して「緩やかな感染拡大」を進めていく。というのも、すでに市中に顕在化せず感染してる人は山のようにいると想定されるため、爆発的にヒトヒト感染をしないように、一定の行動制限の中で緩やかに感染拡大を進めていく。1・2を踏まえて、医療崩壊を起こさない発症数に抑えていく。時間はかかるが、集団免疫効果を獲得することで、結果として致死率が高い基礎疾患等を有した高齢者への感染者接触頻度の低減、感染リスクの低減を図っていく。
5.収束が見えたときに一気に封じ込めを行う。
これはタイミングも含めて実施するか分からんけど、オリンピック開催後の冬が到来する前に一気にやるかも。とは予想しています。
といった思惑ではないかと。
ということで、先に書いたように、専門家委員会からの情報の出し方や政府の姿勢などを見てると、「封じ込め」は早期段階で見切りをつけて「緩やかな感染拡大による集団免疫獲得」に切り替えようと、かなり早い段階で決めてたのではないかなぁと思います。
知らんけど。