5Jun
起業すると、これから自分の夢の実現に向けて事業活動を行っていくことになるかと思います。そういった活動の中で避けて通れないのが「営業活動」です。
※そもそも営業活動が嫌いな人は、よほど特殊なスキル・経験・知識・プロダクトを有していない限り、起業はすべきではないと思います。
創業間もない会社のことなど、誰も知りません。そもそもアポイントを取ること自体が難しいかもしれません。そうした中、やっと取ったアポイントの結果「検討します」という返答の洗礼を浴びることになります。
このセリフは、基本的に「お断りします」という意味であることがほとんどなんですが、創業当初はどうしてもそこに可能性に期待して、見込み客として扱ってしまう場合があります。
「今週はお客様のところを100件回れた。そのうち50件も検討する。考えると言ってくれた。歩留まりが1割だとしても5件の見込み客だ」「創業して間もないのに、この見込み数字はいい感じだ」と考えてしまいがちなのです。
でも、よく考えてみてください。仕事はもともとそうなのですが、「頑張った」には何の意味もないんです。必要なのは100の見込み客よりも1の契約です。
契約書にハンコを押してもらうまでは、何も生み出していないと考えて動く意識が、会社員時代などよりもよりシビアに考えないといけません。
時間は有限です。ぬるい考えで自分を慰めている間に、どんどん手元の資金は溶けていきますので。