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経営の数字を読めることは経営者の最低ライン

実は私は今でこそ、財務諸表を見ることに何の抵抗感がなくなったどころか、見ることが楽しいと思うようになりましたが、以前はとても苦手でした。

起業したての経営者は、自分が大事に温めてきたプランを、いかに早くリフトオフさせて起動に乗せるか?というところに意識が向きがちです。こうしたクリエイティブ領域の仕事は起業を志す人にとってはとても楽しく、取り組んでいる間は時間を忘れてしまうこともあるでしょう。でも、その一方で会社の経営には必ず【お金】がついてまわります。

創業資金の調達から、日々の運転資金をどう確保するか? 売掛金の回収や買掛金の支払い、はては税金の支払いやらこうした細々とした経理・財務の仕事は会社運営には避けて通れません。

色々な会社の社長さんと話をする機会がありますが、「実はあんまり財務諸表ってよくわからんのだよね」とおっしゃる方も多いです。

そういう社長さんは、1年間仕事をしてきて決算の時期になるまで、自分の会社が儲かっているのか儲かっていないのか?がわからない場合がほとんどです。個人的には「どうやって経営をしているのか?」と他社さんながら不安になりますが。。。

 

1.財務・経理の知識は経営者の必須スキル

起業したときには色々な想いがあったと思います。

市場や顧客のことを真剣に考え、売上につなげていくため色々な活動や施策に取り組むことでしょう。具体的には、広告を打つ・営業の仕入を行う・人を雇う・業務を委託するなどなど。そうした日々の活動が財務諸表に一つ一つ積み上がっていきます。

ですので、自分の活動結果である「決算」について、細かな事務処理のところは専門家(税理士や公認会計士)に任せればよいのですが、内容をまったく分かっていません。というのはいただけません。最低でも、なぜその数字になっているのか? どうして利益(損失)が出たのか? 何が自社の活動において、課題がある数字なのか? この点を財務諸表は明らかにしてくれます。

PDCAを回すために数字を通して自社を振り返るということは必要不可欠なスキルです。

 

2.決算の財務諸表は経営者の成績表である

決算で作られる財務諸表は、経営者の1年間の活動の成績表のようなものです。

売上は自社のビジネス上の価値、要するに「お客様にどれだけ認められたか?」 費用は、その価値を提供するための活動は適正だったか? こうした総合評価が「損益」という数字になって現れてきます。

ちなみに、当社では月次決算体制に移行してすでに3年経過しますが、やはり2ヶ月前の意思決定が正しかったかどうか?というのを定点的に数字で確認をする。何かおかしな兆候はないか?をチェックする。こうした月次決算書のチェックは経営において必要不可欠になっています。

 

3.財務諸表をちゃんと読める経営者は金融機関からの評価が高い

これは事実です。

事業を拡大するためには金融機関からの資金調達が必要不可欠です。でも、なかなか創業間もない信用のない会社には資金の貸付をしてくれません。そういったときに、自分の会社の数字をキチンと説明できる経営者、未来の予測財務諸表を作れる経営者というのは、金融機関の担当者から評価が高くなります。

逆の立場になってよくよく考えてみたら簡単な話ですよね。「いや〜いくら儲かるよくわからないけど、なんとなくこんくらい行くかな〜?」というドンブリ勘定では来る経営者と、「昨年度はこれこれ、こういう理由で事業収支はこうなっています。本年度はこういったことにチャレンジしてここまで成長させたいと思っていて、そのための資金が欲しいのです」とちゃんと説明できる人と、どちらに資金を貸したいですか? もちろん後者ですよね。金融機関の担当者も人ですので、「その経営者に貸したくなるか?」というのは重要な要素です。

そういう意味で、数字をきちんと説明できる経営者は金融機関からの評価が高くなり、融資などが受けやすくなるのは間違いない事実だと思います。

実際、私は債務超過でもあり財務諸表だけ普通に見ると「融資不適格」となりそうな数字のときに、保育園に必要な資金調達をガッツリしました。商工会議所の担当者は「うーん厳しいなぁ」と言ってましたが、実際は政策金融公庫からは予想以上にスンナリ融資が降りたことは今でも忘れられません。今、一生懸命返済をしていますが、あのとき資金の貸付がなければ、今の私はいなかったと思うと「ちゃんと勉強してきてよかった」と本気で思います。

 

苦手意識を持ちやすい分野ではありますし、人のことを偉そうに言える身ではないですが、数字を読める。数字で話ができる。これは、起業する人だけでなく経営者として最低限持っているべきスキルだと思うのです。

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