1Apr
2022年度が始まりました。そうした中、新年度にあたって色々と昨年度1年間を振り返っていました。
2021年度は会社を大きく意図的に変えた1年でした。
会社としての軸足の移動(保護者から子どもへ)
キャリアパス制度の志向
会社の組織化とマネージャー陣への人材育成
などなど
それと同時に、社長としての自分のあり方も大きく変えた1年でした。
結果として、いろいろな弊害も出てきましたが、それはすべて過去の自分の甘さが作り出してきていた「澱」のようなもの。そことの向き合いはかなりパワーを使いましたが、なんとか1年やってこれたかなと思っています。
昔からいる社員からは「(良くも悪くも)社長は変わった。」と言われることが増えてきました。
軸のところは変わっていませんが、多分コミュニケーションの取り方や、社内における私の位置づけ、意思決定の判断基準などはこの数年で大きく変わった自覚はあります。もしかしたら人によっては「冷たくなった」と感じることはあるかもしれません。
冷たくしているつもりはないですが、今社内における社長としてのコミュニケーションには「公平(Fair)」をものすごく意識しています。それが以前の「まぁいいじゃない」という社長としての甘さを含んだ意思決定とは違っているため「冷たい」と感じるのかもしれません。
それは、会社が大きくなるにつれ、外部環境が変化するにつれ、社長である自分自身も「どうあるべきか?」ということを常々考え続けている結果です。
社長とは孤独な存在である。
人数が少なかった社長と社員の距離感での仕事の仕方は、社員120名を超えた今の会社では逆に弊害になりかねません。いろいろな意味で「公平」であることを意識していかなければならないと思っています。
この言葉を新年度にあたって改めて自分の胸に刻んでおこう。と思いました。