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園長・主任がやってはいけない行動

昨日、「この行動を園長や主任・保育リーダーが始めると、その保育園はダメになる」というお題で、各施設を回って園長・主任・保育リーダーに対して園内のコミュニケーションについて訓示を行いました。
※今の状況が悪い。という

 

園長や主任・保育リーダーが自らやってしまうと、その保育園がダメになる行動

何でしょう?

 

誰に対しても悪口・陰口・批判を行わない。

これだけです。本当に単純なんです。

 

園長や主任・保育リーダーなど、園の上司自らこの行動を取っていると、部下がどう感じるか?というところです。この行動を認めてしまうと、園内の人間関係において3つのよくないことが生じます。

 

1つ目は、上司自らが悪口・陰口・批判をしていると「この園ではそうした行動を取っていいんだ」と考えてしまいます。その結果、園内におけるこうしたネガティブなコミュニケーションが容認され、日々のコミュニケーション(会社・同僚・先輩・保護者などすべてに対して)ポジティブな発言をする意識が下がってしまいます。

 

2つ目は、部下がそうしたネガティブなコミュニケーションを取っていても、それを指導することができなくなります。
園内のコミュニケーションの中で、悪口・陰口・批判などを部下の職員が口にしたときは、そういう行為をしてはいけない。指導をしなければいけません。しかし、指導をする上司自ら、そうした行動を取っていたらどうでしょうか?

「だって、園長だっていつも職員室で悪口言ってるじゃないですか」となりませんか?

 

3つ目は、「その場の安心感がなくなる」ということです。
上司が他の職員などの悪口を自分に話をしてきたら、その職員は「自分のこともきっと別の人に悪口を言っているんだな」と疑心暗鬼になります。同僚同士ならまだしも、上司がそれをやってしまうと、上司に対して安心感がなくなり何も相談ができなくなります。

 

女性が多い職場において、悪口・陰口・批判をすることを通して「共通の敵」を作り上げ、連帯感を高めるというコミュニケーションが残念ながらよく行われます。しかし、チームとして仕事にあたる必要性が極めて高いにも関わらず、職場人数が一般企業に比べて少なく人間関係が固定化しやすい保育園において、こうした状況を作り出してしまうことは致命的です。

 

部下との距離を近づける。部下の気持ちに寄り添う。
これらはとても大事ですが、こうしたネガティブな発言を通して共感性を生もうとする、園長・主任・保育リーダーの行為は、結果として園内の雰囲気を悪化させ、自分の首を締める結果になります。

 

実際、こうした行動を園長・主任クラスが率先して行っている保育園は、職員の定着率が低く(かつ、意識の高い保育士ほど離職しやすい)人材の定着がされず、保育の質が悪化する傾向があります。

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