6Jan
あけましておめでとうとざいます。マザープラネット代表の藪本です。
年末に「kindle paper white」を衝動買いしてしまいました。もともと、あると就寝時によむためにちょっと欲しいなぁと思ってはいたのですが、知人の社長さんが「欲しい!」と熱く語るもので、こちらも思わず欲しくなってしまいました。
さて、1週間ほど使ってみた感想ですが、ちょっとまとめてみました。(あくまで私見ですので噛み付かないでくださいね)
<Good Point>
①何より想像以上に軽かったです。
kindle paperwhiteは200g前半と、ちょっとした書籍と同じ重さのため、予想以上に軽かったです。
寝ながら本を読むと、普通の書籍はページをめくるために腕がそのうち疲れてきてしまいますが、画面の端をタッチするだけで次のページに進む・前のページに戻るができるのは読書がものすごく楽です。
②就寝直前に本を読むには便利です。
特に明かりを付けられない皆様にとっては素敵なツールだと思います。また点灯方式がバックライトでなくフロントライトなので、就寝時でも目への刺激が少ないです。
③反応速度は予想よりはかなり良い。
他の電子書籍リーダーのモッサリ感はないです。タブレットPCのようにサクサクとまではいきませんが、書籍を読むには充分な反応速度です。
④自己出版のハードルが大きく下がった?
色々調べてみると、電子書籍をkindleマーケットで自己出版するのはそれほどハードルは高くなさそう。
私の近しい人に、執筆活動大好き人間がいますので(笑う人だけ笑うところです。失笑・苦笑かもしれませんが)そういう人にとって、自己出版のハードルを大きく下げる市場かなと思います。
⑤自炊のPDFなんかも簡単に取り込みOK
個人的には大学院の中で、「これは時折読み返したい」と思える授業のシラバス・授業メモをPDFに取り込んで中に入れておけるのは嬉しいです。iPhone・iPadでもいいんですが、軽さと表示領域の広さを考えると、「機能特化」しているkindleの方がよいと感じます。
<Bad Point>
①いかんせん、kindle本がまだまだ少ない。
昔の著作権が切れた青空文庫は多いけど、「あ、これ欲しいな…」と思える本がまだまだ少ない。
ただ、これは今後のマーケットの広がりで充分カバーできる気がしますし、amazonという巨大マーケットを有しているため、出版社もイヤイヤながらも従わざるを得ない日が遠からずくるのではないでしょうか?
②出版社によって販売価格設定が姑息
某講○社さん(失礼)なんかの本だと、もともと1冊で800円で売っている本を、わざわざ2冊に分冊して、それぞれを定価600円にして、kindle価格(600円→500円:100円off)で売ってる。
電子書籍への流れへのささやか抵抗なのかもしれませんが、なんだかなぁという感じを受けます。(適正なコスト計算の上に成り立った価格設定ならいたしかたないのですが、すでに出版されて重版もされている入校データがあるにも関わらず、コストが今よりも上がるという理屈が私には見いだせません)
③端末側で検索がしにくい
PCサイトの方が検索がしやすいので、端末側で検索して購入という流れは、著者かタイトルが明確になっている人向きです。
「なんかよい本はないかな?」という人はPCサイトで探して購入→端末へ送信という流れなのかな。
<私見>
kindleにしてもiPhoneにしても、海外製が日本市場を席巻しているのを見ると、キーワードは「シンプル化」だと感じます。言われ尽くしている感はありますが、私自身も電子機器は複雑になりすぎていると思います。
どこかの政党ではありませんが、あれもできます・これもやれますでは、結局「何ができるのか分からない」というように、消費者も捉えるようになってきているのではないでしょうか?
残念ながら、今の日本メーカーで商品戦略・マーケティング戦略を決定する意思決定者(部長や取締役クラス)にとっては、「たくさん機能があること」が価値だった時代を生きてきた方々と思われるますが、それが当たり前の消費者にとってはむしろ機能を絞り価格を下げることが、よりその商品の魅力を訴え
かけるものなのかなと思います。
ジョブスが成功したのは、「自分が欲しいものを作った」からと言われていますが、今のメーカーで本当に自分が作った商品を「深夜に並んでまで欲しい」と思えるまで、想いを昇華したのってあるんでしょうか?
このあたりが、日本勢がことこうした領域で負けている最大の要因な気がしてなりません。
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