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視野・視座・視点を意識した仕事を

グロービス経営大学院で学ぶ中で、学んだことの一つに「視座・視野・視点」という考え方です。そこから、仕事をするときにこの3つは意識するようにしてきました。

視野とは?

視野とは、よく「あの人は視野が広い」とか「視野が狭い」という表現で使われます。つまり、基本的には自分が見えている(見ている)領域の広さを意味しています。今の会社でも「自分のことだけを考えているのか?」「同じ部署の他のメンバーのことへの意識があるか?」「同じ会社の他の部署のメンバーへの意識があるか?」という点で社員を見ています。視野の広い人は、自分の目の前のことだけでなく、周囲をよく見ていて全体の状況を把握しながら仕事に取りかかっている人です。こうした人が会社の中に多くいると、メンバー間の暗黙知というものが形成されやすく、仕事を進めるときもやりやすい場合が多いです。

 

視座とは?

視座は言うなれば物事や自称・出来事を見るときの位置(ポジションの高さ)です。よく言われるのが、「物事を見るときにも、一つ上の役職のつもりで物事を見ろ」といったことではないでしょうか? 一社員に比べて、主任やマネージャー、部長そして役員と社長の見え方は、役職が上がれば上がるほど全く違ってきます。視座が高いと、空間的に広い範囲を見ることもできるし、時間軸的な面でも「明日のこと」だけでなく、その延長上にある「1ヶ月後」「1年後」「3年後」「5年後」「10年後」といった先を見ることができます。

上司は私たちのことを何も理解できていない。と感じることがあるかもしれませんが、理解しています。理解した上で、社員が見えないものが見えているが故に、それに対してダイレクトな解決策を提示できないだけなんです。それだけ経営には複雑な要素が絡み合い、一つの事象への打ち手が連鎖的に別の事象を引き起こすことが多々あります。(要するに、その解決策を行うことが、会社全体が傾きかねないようなリスクを生じさせるということを経営陣が把握していれば、いくら社員が不満を抱えてもその打ち手を打つことは決してありません。経営というのはそういうものです。)

 

視点とは?

視点とは視野や視座とことなり、物事をみる「方向」のことです。例えばペットボトルを想像してみてください。ペットボトルは横から見ると、先端がくびれた形状に見えます。でも、上や底から見ると「丸」や「8角形」などの形状に見えます。この、横から見るか?底から見るかというのがまさに「視点の違い」です。物事は様々な側面をもっており、多くの視点を持てるかどうかで、同じ物事・事象を捉えても捉え方に幅が出ます。

 

どうすれば視野が広がり、視座が上がり、複数の視点を持つことができるか?

「視野の広がり」と「視点の多様性」については簡単です。これは経験則かつ「なんだそれ」と言われるかもしれませんが、「幅広い種類の人と話をし、幅広い分野の本を読み、幅広い分野の経験をする」という極めて普通のことを数多くこなすだけです。これをやるだけで、「視野の広がり」と「視点の多様性」については時間がかかりますが身につきます。

一方、視座を高めるには2つの方法があります。それは「視座の高い人と話をして仮想的にその風景を知る」ということ。そして、「自分のポジションを実際に上げること」です。ポジションが人を作り育てるということは本当にあると思っています。

これらをやる上で気をつけないといけないのが、大前提としての「オープンかつニュートラルに受け止める意識」です。自分が何かしらの色眼鏡をかけて物事を見てしまうと、どうしてもそこには偏りが生まれてしまいます。これは私もまだまだ苦手なところではあるのですが。

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