6Jan
毎年、年末年始には時間を作って今の自分と会社について考えを巡らせる時間を作ります。1年間の振り返りと今年の過ごし方・目標などを考える時間を作るためなんですが、起業してから時間が立てば立つほど内容が複雑化してきていて時間がとてもかかります。
昨年1年間は、社長としてのあり方や社員との距離感、そして会社のあり方についてものすごく悩んだ1年でもあります。
社長としての自分自身が社内で原動力になっているのはよいが、それで100人以上の会社を維持していくことに限界を感じてきていたからでもあります。
ときどき、ふと思うことがあります。
「このままいくと、会社はどうなるのだろう?」
「自分はどうなっていくのだろう?」
そう考えるだけで苦しくなるわけでして、それが社員とは共有できない社長の苦しさでもあり楽しさでもあるのですが、まぁ正直シンドいです。
社員には会社を辞めるという選択肢があるのですが、社長には(原則として)社長を辞めるという選択肢がないからです。
だからこそ、私が先頭になって引っ張っていくだけではダメです。
私がいなくても会社として(少なくともある程度の期間は)問題なく機能していく体制を創り上げていくしかないのだと思っています。
ただ、それがまた難しい。
年末実施してもらったメンタリングで「何もしなくてもいい」「何もやらなくていい」と言われたことは本当にそのとおりだと思っていて、どうしても口を出してしまいたくなる。「こうしたらもっといいのに」「俺だったらこうするのに」と良かれと思って今まで手を出してきてしまっていたことが、結果として会社が強くなりきれていない大きな原因ではないかと気付かされました。
今年のテーマは念頭にも書いたように、グッと堪えて何も言わずに「見守る」
それが、結果として私がいなくても回る会社を創る近道だと思っています。