16Jan

私の仕事は保育を行うことではなく、保育士さんや職員が気持ちよく仕事をするための「環境」を作ることです。
施設巡回を定期的に行っていますが、仕事のやり方や方針などについては、会社の方向性とずれていなければ基本的に指導はしません。その代わり、その時見ているところは「職員の様子(特に目つき)」です。
仕事を通して観察を続けていくことで、社員一人一人の目線の合わせ方や動かし方や目つきで、その人が何を考えているかはわかりませんが「何か抱えているな」ということは多少はわかるようになってきました。
私との目線の合わせ方がいつもと違うな、と感じて施設長・上長に確認したら「実は〜」ということが結構あります。
そういう場合は、その場で解決するのではなく施設長や上長と話をして、現場で解決できるものなのか?会社で対応すべきものなのか?そもそも、その人個人の課題なのか?など方向性だけ決めてしまいます。
「目は口ほどにものを言う」とはよく言ったものです。
もう一つ見ているのは、「職場環境(保育室だけでなく事務所・職員室・廊下などの共有部分)が整理・整頓・清掃されているかです。
整理・整頓・清潔が徹底できていない職場は、何かしら問題を抱えています。今、顕在化していなくてもそのうち問題となる”何か”があると思っています。それだけ職場環境には社員のメンタルが如実に現れると思っています。(時に施設長や上長の性格、というところもありますが)
忙しく整理・整頓・清潔にする時間がない。という人もいますが、日々意識をしていればそこまで多くの時間をさくことはないはずです。それを怠っているということは、そもそも「仕事現場における保育環境・職場環境の重要性」をわかっていない。ということに他なりません。
なので、小姑のように「整理・整頓・清潔」は言い続けようと思っています。
保育現場はどうしても物が多くなりますが、物が多いことと乱雑に散らかっていることは違います。物が多くても、整理整頓されているか?ということが大切なのです。