20Jan
当社にはマザプラポリシーというものがあり、それを通して「当社の社員像」や「成長軸」を明確にしています。私が「こういった社員になって欲しい」「こういう保育士になってもらいたい」という願いを込めて、かなり時間をかけて昨年度に作ったモノですが、当社の教育研修や評価・処遇の軸にもなっています。
その中に書いていますが、私自身が一人の社会人としてこれは絶対忘れて欲しくない言葉があります。
それは「ありがとう」と「ごめんなさい」という合計10文字の言葉です。
ものすごく簡単な、1歳児でも言えるこの言葉ですが、私は社内環境・人間関係を円滑に進めるためにとても大切な言葉だと信じています。
仕事関係・人間関係で100:0で一方的に相手が悪い・良いということは決してありません。
だからこそ、この「ありがとう」と「ごめんなさい」が私は大切だと思っています。
自分がやって相手に不快な思いをさせたときに「ごめんなさい」と言えない人
相手がよかれと思ってやってくれたことに対して「ありがとう」と言えない人
いくら知識があっても、過去の経験が豊富でも、そんな人は私は一緒に仕事をしたいとは思いません。
残念ながら歳をとるごとに、また男性の方がこの「ありがとう」「ごめんなさい」という言葉が出にくくなる傾向があり、かなり残念な気持ちになることは多いです。そういう人は往々にして自分に対してものすごく自信があり、自分が間違っていると認めたくないんでしょうね。謝ったら負けみたいな価値観を持っている人も残念ながらいます。
私はそうはなるまいということで、意識的に「ありがとう」と「ごめんなさい」は社員に言葉がけするようにしています。