10Jun
経営者にとって一番大事な資源は何か? それは「時間」だと私は思います。
どんなに素晴らしい経営者でも、1日は24時間だし1年は365日です。その時間をどのように使うか?が経営者としての質を決めると思っています。
ですので、どうしても「何かを成し遂げたい」「何かを実現したい」という気持ちを大事にするのであれば、何かを失うということは仕方ないのかもしれません。
私自身、この数年「あれもやらなければ」「これもやらないと」と、パニックになりそうな時期もありました。でも、今回の新型コロナウィルスに伴う緊急事態宣言で、自宅で仕事をする時間が増えたり、じっくり物事を考える時間ができるようになりました。そうすると、自然と「集中すべきもの」がみえてきました。
その中で顕著に感じたのは「夜の交際に費やす時間」です。
確かに、地域の経営者と食事に行くのは、その瞬間瞬間は楽しいです。
でも、そういった機会が少なくなった今、改めて考えてみると「あってもいいよね」であって「ないと困る」というものではないと気づきました。一方、「家族との時間」というものの貴重さや大切さは、今回の自粛生活で改めて感じることが多かったですし、今まで子どもたちには寂しい想いをさせていたんだなと感じました。
なので、昨年までは夜の交際で使っていた時間を大幅に減らし、「家族と過ごす」「本を読む」「ブログやnoteで自分の考えをまとめる」などの、自分に向けた時間に充てたほうが、心地よいと感じています。
時間の使い方でも「選択と集中」は必要だなと。
私はやりたいことがまだまだたくさんあります。新しい価値をドンドン生み出していきたいです。
ですので、そこに直結しないことの時間を費やすほどの暇はないなと、改めて感じました。