24Jul
これは色々な情報からも出ていると思うのですが、これからAI化・機会化が進むのは確実です。
AI化・機械化がどんどん進むことで、人類にとっては「便利」「速い」「正確」「安い」など良いことがたくさん生まれます。しかし、それ以上にAI化・機械化によって「自分ってどういう存在なんだ?」という自分との向き合いができない人にとってはとても辛い時代がやってきます。
誰でもやれる単純労働や、工夫を必要としない仕事には、人類は確実に不要な存在になります。だって、別にAIや機械に任せた方が「速く」「正確」「文句も言わない」から。今まで「我慢」してやってきていたモノゴトさえ、AIや機械に取って代わられ、やりたくてもできない時代がやってきます。
要するに、企業ではなく社会にとって「その人でなければできないモノゴト」がなければ、淘汰される時代がやってくるということだと思うのです。
今回の新型コロナのように、ある日突然沸き起こった混乱とは違って、AIや機械への代替は「緩やかに、でもかつあるポイントを超えた瞬間急激に」行われます。そして、それはもしかしたら、AIや機械による代替が不可能と言われている、保育業界でも起きるかもしれない。なぜなら、想像を超えたものがこれからドンドン生み出されるからです。
ゆえに、我々が今から備えるべきはAIや機械に対抗するスキルではなく、「自分しかできないモノゴト」をAIや機械をどう使って実現するか? そして、その根っこには「自分は何のために働くのか?」「自分は何者か?」という自分自身への問いかけと向き合いだと思うのです。
新型コロナと違って、AIや機械による社会構造の変化は予め「起きると分かっている事象」です。
今からでも間に合う。
だから、私は職員に語りかけるのです。
あなたの夢はなんですか? あなたは何がしたいのですか?
と