17Mar
夕方の合同保育になったら、保育士の先生がおもむろに立ち上がって、ブロックをバサーっと床に広げる。絵本棚をゴロゴロと移動させてきて「はい、みんな遊んでね〜」と言う。
保育園の中で、こんな光景みたことありませんか?
おもちゃは教具である。という認識が薄いのか、とりあえず子どもたちに与えておけばいいや。という保育士さんも残念ながら散見されます。
自分自身は担当している保育室に置いてあるおもちゃ(玩具)には、必ず「目的・意図」を説明できないと意味がありません。実は、これができない保育士さんがとても多いです。
説明できないということは、目的・意図をもっておもちゃ(玩具)を置いていないということになります。つまり、保育士としての専門性が、おもちゃについては何一つ発揮されていないことになります。残念ですよね。
おもちゃには、粗大運動・微細運動・空間把握・追視・バランスなどなど、必ずそおもちゃ(玩具)で遊ぶことを通して育む「目的・意図」をもって選定しましょう。