3Apr

保育室内で子どもが駆け回って、保育士が「走らないで!」「歩いてね!」と声がけをする光景
これ、よく保育園内で見る光景ではないでしょうか?
もちろん、怪我に発展しかねない動きは静止をしないといけませんが、その前に「走りたい」という欲求に対してどう向き合うか?という視点がこの静止する行動には抜けています。
大切なことは、子どもの欲求に向き合って、代替案を出して上げること。
例えば、廊下に誘導して「ここだったら走ってもいいよ」と促してみる。トランポリンなどの全身を動かすことができる遊具を出して、「室内で走るのは他の子とぶつかってしまうから、トランポリンだったらどう?」と提案してみる。時間や人の配置が許されるようなら、園庭に誘ってみる。などなど
大人でも、「ダメ!」と禁止されるよりも「これだったらいいですよ」と代替案とセットになっている方が納得感が出ますよね。子どもだって同じです。
「やりたい」という欲求に向き合って、代替案を出す。
その施設において、制約条件は色々あると思うので、保育士同士で話し合っていいやり方が見つかるといいですね。