1Jan
みなさん、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
本日、新春早々に石川県を中心とした北陸地方の大地震によって、正月気分が一気に吹っ飛び、世の中が急にバタバタし始めた元日でした。
震災発生直後から今朝からも現地の被災状況が報道を通して流れてきて、身近な方が当該地域にいる方にとっては心配されている方もいるかと思いますし、みなさんが無事であることを願ってなりません。
災害とは本当に時や場所を選ばず、いつ起きるのか分からなないなと、改めて強く思わせられた元日でもありました。
1.今年は辰年
ご存知の通り今年は辰年です。
実は「辰」という字は「蜃(しん、はまぐり)」の原字で、二枚貝が足を出して動いている形態を表しており、肉片などが動くという意味があります。
中国においては、辰は「ふるう、ととのう」を意味する「振」であり、陽気が動いて万物が振動し、草木もよく成長して形がととのった状態を表すと解釈されています。
また「竜」という文字をあてて、天高く昇る竜に例えて成長を表すとも言われています。
私自身にとっても、マザプラにとっても躍動感のある1年になるとよいと考えています。
2.2023年は転機の年
新型コロナが始まってからの3年間は、本来やるべきこと・やりたいことをジッと我慢して耐えることを余儀なくされました。
今振り返れば、私自身も会社としても、色々と模索しもがきながら過ごしてきた3年間でした。
正直先の見えない長いトンネルを歩いているような気持ちで過ごしていた時期もあります。
実は昨年の今くらいにメンターに相談をしたことがあり「自分の思い通りにいかない時期は、無理にあがいて余計なことをするのではなく、足元をしっかり見つめ直して”基本”をしっかりと繰り返しやれ」とアドバイスをされました。
筋トレ、体幹トレーニング、走り込み、素振り、キャッチボール、ベースランニングetc
プロの野球選手もこれら基礎的なスキルが身についていないと、高いレベルのプレイはできません。
会社経営も仕事も同じことだと思っています。
やるべきことをちゃんとやる
この「当たり前」を愚直にしっかりやり続けることが、今の自分たちにはとても大切で、その大切さに、この長いトンネルは気づかせてくれました。
実は、この想いを2023年度の全社スローガンである「型を創る」という言葉に込めて2023年度をスタートさせました。
そうしたことが成果が出始め、昨年の途中から少しずつ先に「灯り」が見え始め、トンネルを抜けることができるような気になってきました。
これは私だけではできたことではなく、社員のみなさんが頑張ってくれたからだと感謝に絶えません。
ありがとうございます。
3.2024年の基本方針
会社としての2024年は「やるべきことをちゃんとやる」を軸に凡事徹底をしていく1年にしていきたいと思っています。
3S(整理・整頓・清潔)
型を創る
Exchange
昨年も耳にタコができるくらい言い続けていたこの3つの方針を2024年も継続して社内に言い続けていきたいと思っています。
最後にはなりましたが、本年が皆さんにとって良き年になるよう祈念して、私の新年のあいさつとさせていただきます。
2023年1月1日
株式会社マザープラネット
代表取締役 藪本敦弘