15May
行政の中の人が頑張っているのは、すんごく分かるので行政の動きが遅いというのはあまり言わないようにしている今日このごろです。
さて、そんな中、昨日の安倍首相の発表はご覧になったでしょうか? 基本的に政府がやっていることは、信じようと努力している私ですが、流石に「おいおい、現場と発表する文言や制度設計のすり合わせを全くしてないやろ」って思って見てました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000039-jij-pol&fbclid=IwAR0Rzxkt03E8z8hers7vHCZTcPOkFMfT6PVTD2IEm_FdQ0uN0QghbsXfFr0
あんな発表の仕方したら、そりゃ「懐傷まないので、従業員に直接給付を選択してもらおう!」って考える経営者が出てくるのは当たり前だと思います。
大原則は、法律上の義務なので雇用主が休業補償を払いなさい! そのために雇用調整助成金を用意しているんですからね!
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でも、一方でブラック企業もあるよね。で、そういう所は、休業補償をもらえない人も現実問題として出てくるよね。
特にパートさんとかアルバイトとかは厳しいよね。
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そこは政府としても問題として十分理解していますよ!
なのでで、そういった人には直近の生活費を支給する方法として「直接給付」の道も用意しましたよ!
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でも、その上で申請があった(=休業補償を出していないと判断)事業主は「違法状態の疑いが強い」ので、後でちゃんと調査して支払ってないものを徴収するよ。なので、休業補償はちゃんとしなさいよ!
って流れなら分かる。話を端折りすぎなんだと思います。
ぶっちゃけ、私でも「従業員への直接給付ルートがあるなら、会社から休業補償をする必要ないやん?」ってニュースを見てて一瞬思っちゃいましたよ。
なので、原則論をまずちゃんと話をして欲しいし、それを強化する施策強化(さっさとチャッチャと払う)をキチンとする。その上で、それが満たされない人に対してセーフティネットとしての制度を提供する。じゃないですかね。。。?
正直、大事なことを「耳障りのいいところだけ話して、政府すげ〜って言ってもらいたい」というスケベ心がスケスケでTrick風にいうと「お前らの企みはまるっとスリっとゴリっとエブリシングお見通しだ!(仲間由紀恵)」って感じかと。
しかし、ほんとコミュニケーションが下手な政府だなぁと、諦めをもって見ています。