8Apr
例年期末から期初にかけて作成をしている経営計画書がようやくできました。
経営計画書は、大きく分けて次の章立てで作成をしており、今年はなんだかんだで68ページの大作になってしまいました。
1.会社の経営理念・経営方針・ビジョン
2.市場環境分析(PEST・顧客・競合)
3.自社内部分析(強み・弱み)
4.中期事業計画(おおむね5〜10年)
5.2024年度の各部門計画
6.事業予算
事業計画を作るにあたっては、経営大学院で学んだ経営の基礎を思い出しながら一つずつ行っていきます。特に2の市場分析には自分の主観が入らないように、こども家庭庁や厚生労働省や流山市や柏市といった自治体から出されている統計データを大切にします。そのうえで、肌感をもとに分析を進めていくのですが、この作業が毎年とても手間がかかります。その分、やり終えたときの爽快感はたまらないものです。
この事業計画をつくるときに私は毎年かならず「自社を潰すライバル企業を作るとしたらどうするか?」という視点を忘れなようにしています。
それはすなわち、自社にとって改善すべき点や弱いところを洗い出す作業でもあり、時には辛いと感じることもあります。
でも、そういう作業を愚直に続けてきた「過去」があったからこその結果としての「今」があります。そして、未来の原因としての「今」を大切にしていきたいと思っています。
経営はビジョンや口だけでは行えません。決してキラキラしているものでもないですし、こうした努力をどれだけ続けられるか?が極めて重要であると私は信じています。