16Feb
日々の仕事の中で、いつも私が意識しているのは「その仕事を、今、なぜやるか?」ということです。
もちろん、ボーッとしたり惰性ですることが時々あることもありますが、基本的に仕事にはかならず「意味づけ」をして行うようにしています。
では、皆さんの保育園の中で行われている仕事や作業や子どもへの関わりについて「なぜ、今、それをしているか?」ということを説明することはできますか?
「なぜ、それを、今しているのですか?」と聞かれたとき
「今までそうやってきたから」や
「これがうちの伝統だから」とか
「先輩からこうやるように言われたから」
などが口に出てしまう場合、ある意味「思考停止」になっているとも言えますのでとても危険です。
明確な理由・目的を自分の仕事の中で意識しながら行ってこそ、「意味ある保育」が行えるはずです。
私たちは子どもたちの「未来」を創っています。
保育とはその「未来」に向けた、レンガを1日1日積み上げている大切なお仕事です。
だからこそ、そのレンガを積む意味を、自分なりに常に意識して仕事に向かって欲しいと思います。
園内において、すべての職員がこうした「仕事の意味」を意識しながら動けている保育園は、質の高い素敵な保育がきっと展開できるはずです。
保育の質というのはこういうことから始まります。